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おじいさんのきもち
 MOTHERの音楽をかけながら寝たところ、夢を見ました。

 その夢には何故か選択肢が出てきて、選んだ答えによりシナリオが変化します。 思いっきりサウンドノベル。 もちろんそのプレイヤーは僕でした。 



 僕はある民家を訪ねました。 そこにはおじいさんが一人いて、見ず知らずの僕を歓迎してくれました。 おじいさんは、「まあ、ゆっくりしていきなさい」と言い、僕を縁側に座らせると、家の奥の方へ向かい、大量のおにぎりを作ってくれました。

 「おなかはすいていないかな? すいているのならたくさんお食べ」

 おじいさんがそう言うと、ここで選択肢が出現。 「食べる / 食べない」

 ここは素直に「食べる」を選択。



 食べた瞬間、口の中に広がる衝撃、惨劇、混沌。
 おにぎりの具がすごい事になってました。

 おじいさんにその事を訴えると、
 「すまない!昆布を入れたつもりだったのだけど、間違えてブラックペッパーを入れてしまったようだ」

 とのこと。 どうも僕には悪意を持ってやってるようにしか見えません。 どう間違えたとしても昆布サイズの固形物のブラックペッパーなんて入れないでほしいです。 ていうか何で黒胡椒が固まってんのよ。

 お詫びにおじいさんは作り直してくれるとの事。 もう信頼は置けませんが、すでにおじいさんは作りに行ってしまい、神がかり的な速度でお作りになられたので止める事はできませんでした。 そしておじいさんが戻ってくる。

 「さっきのことはすまなかった。 怒っていないのならこれを食べてくれ」

 選択肢出現。 「怒る / 怒らない」

 あ、ほら、僕いい人だし? ふところの広い人だし? もちろん怒らないを選択ですよ。



 結果

 今度は中にしびれ薬が入っていたらしく、僕は還らぬ人となりました。 殺すつもりなら最初のブラックペッパーは何だったんだ。 単なるイヤガラセか。



 やな夢。
by mei-sy | 2005-04-01 12:47
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